2013年11月18日月曜日

Ubuntu(Linux)でネットワークをBondingする -IEEE802.3adで送信ハッシュポリシーを設定-

Bonding(ボンディング)とはLinuxにおけるネットワークインタフェースを束ねて冗長したり帯域を増やしたりする技術。
同じようなものでTeaming(チーミング)とかPortTrunking(トランキング)とかLink aggregation(リンクアグリゲーション)とかある。
厄介なのはベンダー(スイッチ含む)でそれぞれの意味が違うので、きちんと確認しましょう。

UbuntuBonding - Community Ubuntu Documentation
丁寧なドキュメントがあるので、これを読めば良い。
要約すると次の2点
  • bondingモジュールをロードする
  • /etc/network/interfacesに設定を記述する

自分が試したモードはMode4-802.3ad
負荷分散と冗長ができる。スイッチの対応が必要。LCAPに対応していればスイッチの設定を変更しないで済むのが嬉しい。
/etc/network/interfaces に記述する内容はWikiに書いてある通り。
多くの人が設定したいであろう送信ハッシュポリシーは次のように記述すれば良い。
xmit-hash-policy layer2+3

サポートナレッジ製品マニュアルRed Hat Enterprise LinuxDeployment Guide25.7.2. チャンネルボンディングの使用
Redhatのドキュメントでは/etc/modprobe.d/ ディレクトリ内に .confに書くことを前提に記述がされている。interfacesに書く場合はどうもアンダーバーをハイフンに置換するとうまく動くと思います。
分からないことがあったら本家ドキュメントを読めばたいてい書いてあるような気がします。
Linux Ethernet Bonding Driver HOWTO - https://www.kernel.org/doc/Documentation/networking/bonding.txt

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