2016年8月26日金曜日

LinuxのファイルシステムのCRCについて

最近の…といっても2〜5年年前とかそんな単位ですけど。Linuxのファイルシステム界隈ではCRCを付与する傾向にあります。
ところで、最近こんなことがありました。



と、テキトウなことを言ったら捕まってしまいました。





XFSv5でメタデータチェックサムがつくようになりました。それについては、自分で過去にまとめています。
XFSv5 はkernel3.15 + xfs_progs 3.2.0以上で対応

ext4でも実装が進んでいると噂に聞いていて、xfsに入ってるからもう入ってんだろうなーって勝手に思い込んでたら、間違いでした。
testingという段階のようです。
Ext4 Metadata Checksums
また、開発版のツールじゃないとできないよというのはこうゆうことっぽいです。
mke2fs.conf: don't enable metadata_csum by default - ext2/e2fsprogs.git
Btrfsはdata領域にもCRCがついているということですが、それはここに記述がありました。
https://btrfs.wiki.kernel.org/index.php/FAQ#What_checksum_function_does_Btrfs_use.3F

CRCが必要なのは、壊れていることを検知できないと処理が突き進んで予期せぬ結果をもたらしてしまうから。というのが一番の理由と理解しています。
正常な時はまぁだいたい正常に動いてくれるんですけど、fsckみたいのを走らせなきゃいけないシチュエーションって想定外の状態になってたりすることが何故かよくあるのです。

この辺の話ってSoftwareDesignのLinuxカーネル観光ガイドで記事にされてましたっけ?(記憶が曖昧
ぜひ読みたいです(ここに書くな案件
Software Design|gihyo.jp … 技術評論社


ところで最近、全然ブログかけてないないです。
シンゴジラはいいぞ。とか書くべきことはあるはずなのに。

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