2015年2月6日金曜日

株の特定口座の損益通算の確定申告をするために税務署に行ってきた

なぜ確定申告するのか?

普通のサラリーマンの場合、源泉徴収と年末調整のおかげで自分で手続きは必要ありません。
株をやっていても特定口座(源泉徴収あり)の場合は自動で計算されて徴収してくれるので、これも自分で手続きは必要ありません。

サラリーマンをやっていてもたまに原稿を書いてお金を頂戴することがあるかもしれません。これは雑所得に区分されます。
所得税の区分は国税庁 - No.1300 所得の区分のあらましで確認できます。

株をやっていて、うっかり煽り文句に負けたりもっと手数料が安いところで口座を開きたいなぁと思って特定口座を2つ以上持っている人がいるかもしれません。
私のことです。
この時、口座Aで利益1500円が出ているけど、口座Bで赤字500円が出ていたとします。
なので、口座をまたいで計算…、つまり損益通算をする必要があります。
この場合は利益は1000円なので課税対象は1000円です。でも、源泉徴収されていると1500円に課税されてしまっているので実態と合いません。
これを申告して払いすぎてしまっている部分を返して貰う必要があるわけです。
申告するのが確定申告で払いすぎてしまっている分を戻してもらうのを還付と言います。
なるほど、簡単ね!

確定申告するには?

それで確定申告するって何をやればいいのか?ということになります。
これは言葉にすると簡単で「必要な書類を作成して資料を添付して税務署に郵送する」だけです。
あと、国税庁が確定申告特集というサイトを作っているのでこれを見ればいいわけです。
でも、よくわかりません・・・!ヽ(`Д´#)ノ

というわけでこれはもう税務署に行って相談に乗ってもらうのが良さそうだというところで行ってきました。(ここまで前置き

税務署に行ってみた

税務署は残念ながら平日の9時5時です。サラリーマンにはちょっとつらいです。
貴重な休みを潰さないためにも必要書類をしっかり確認して準備していきましょう。

  • 源泉徴収票
  • 年末調整済みで原本が必要です。労務に相談することで再発行可能です。
  • 特定口座年間取引報告書
  • オンラインだとPDFでダウンロードするタイプが多いです。印刷して持っていきます。
  • 通帳
  • 通帳はいらないのですが還付してもらう先の銀行の支店名や口座番号がわからないとダメです。

税務署につくと相談はこちらみたいな列があります。
順番に指示されたコーナーを回っていると完了するみたいなよく出来た仕組みでした。
14時頃に行ったのですが待ち時間3分。全体で30分ぐらいで終わりました。


最初に何をしたいですか?と聞かれて色付きの紙を渡されます。
何を~というのは不動産売買による~なのか所得なのか~とかそうゆう大まかな仕分けです。

コの字型に配置されたたち机に案内されてそこで必要なことを書いて待っていると、コの中にいる税務署員の人が
内容を見て追加で質問。書類にマルをつけてくれます。仕分けです。
仕分けられたものは報告書などはホッチキスで止められてもろもろと一緒に書類入れに入れられて渡されます。
完了すると次はパソコンコーナに回されます。
さすが毎年のお祭り。洗練されています。

パソコンコーナーですが補助員と呼ばれるバイトさんがついてくれます。
すでに仕分けの段階で入力すべき項目が洗い出されているので、持ち込んだ書類を見ながら打ち込んでいきます。
ほとんどの疑問は補助員さんで解決できますが難しい質問などは税務職員さんを呼んでくれるのでその人に説明してもらいます。
こんなような仕組みなのでかなりのパソコンがあって待ち時間はほとんどありませんでした。
さすが毎年のお祭り。洗練されています。

すべての入力が終わるとプリントコーナーに回されます。
実は書類入れにはFelicaカードが貼り付けてあり、パソコンコーナーで最初にかざしてあります。
プリントコーナーでも同じようにかざすと印刷が開始されます。
さすが毎年のお祭り。(以下略

最後に提出コーナーです。
印刷したものと書類入れを渡します。
印刷したものは本人用と提出用があるのですが係の人がホッチキスで止めて渡してくれます。
これで全部完了です。
さすが毎年のお祭り(ry

自分は源泉徴収票の原本を忘れてしまったので、これは後日郵送することになりました。
(コピーを持って行ってしまったのです)

まとめ

パソコンコーナーでの操作は自宅でできるe-taxシステムとほぼ一緒です。
つまり、来年以降は自宅で書類を作れる…!
勝手さえわかってしまえばとても簡単にできるので、冒頭の「必要な書類を作成して資料を添付して税務署に郵送する」の敷居がぐっと下がりました。
住基カードなどを取得すると郵送の必要もなくなるようですがコストを考えると郵送で十分かなぁという感じです。
(ICカード買ったり住基カードを作成・更新をしたり。)

税務署員の方もバイトの方もとても親切で嫌な顔一つなく疑問については全て丁寧に教えてくださったので満足度は非常に高いです。

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